ダイヤモンドがいらなくなったら?後悔せずに“丸く収める”方法
ダイヤモンドがいらなくなったらどうしますか?
真っ先に考えるのは処分ですが、その時の感情や短期的な経済状況などで処分してしまい、後悔することも多いと聞きます。
今回は、ダイヤモンドを手元に置いておきたくない場合、飽きた場合、お金に変えたい場合など、様々な視点から、後悔しないための“丸く収める”方法について、お話ししたいと思います。
最初にするべきこと
ダイヤモンドをいらないと思ったのは、なぜでしょうか?
まずは、その理由を考えることから始めましょう。
- ダイヤモンドジュエリーを身に付ける機会がない
- ダイヤモンドジュエリーのデザインに飽きた
- 急にお金が必要になったので換金したい
- 思い出したくない思い出がある
- 趣味が変わった
その他、人それぞれいろいろな思いがあると思いますが、こうした思いから“必要ない”と判断して、処分した後に「あの時、ダイヤモンドを処分しなければ…」と思う人が多いのは、その時の処分の仕方に間違いがあったからなのです。
言い方を変えますと、処分の仕方にもいろいろな方法があります。
次章からは、どのようなシチュエーションの場合にどんな処分の仕方を選ぶと良いのか、または処分しない方が良いのか等についてお話ししていきます。
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「リフォーム」という方法
“デザインに飽きた”
“デザインが古くて身につけられない”
等の場合で、
“ダイヤモンド自体の輝きは気に入っている”
時には、リフォームが最適です。
リフォームにもいろいろあり、既製デザインから選ぶことも、1からオーダーメイドでデザインすることも可能です。
「指輪はしないので、ペンダントにしたい」等の変更もできます。
また、数個のジュエリーの石を利用してひとつのジュエリーを作ることも可能です。
リフォームの費用を抑えたい場合には、貴金属の買取をしてもらい、その分リーズナブルにする方法もあります。
「ビジュードファミーユ」という方法
ビジュードファミーユ(Bijou de famille)は、聞きなれない言葉だと思いますが、ヨーロッパでは古くから行われている習慣です。
訳しますと、「家族の宝石」という意味になるビジュードファミーユとは、家族に受け継がれていくジュエリーを意味します。
子供が成人になった時、結婚した時など、何かの節目に贈ることが多く、祖母から母へ、母から娘もしくは花嫁へと、“大切な宝物”として永遠に魅力を振りまくのです。
「買取」や「オークション」という方法
「ダイヤモンドを処分して新しいジュエリーを購入したい」、「少しでもお金にしたい」という場合には、ネット等のオークションに出品したり、買取業者に買い取ってもらったりする方法もあります。
ただし、オークションには注意点もあります。
買取よりも高値になる可能性もある一方、万が一クレームが付いた時には自分で対処しないとならない等、高額であるだけに厄介事に巻き込まれる可能性もあるのです。
オークションに慣れていて、万が一のクレームにも対応できる場合を除き、よく仕組みを勉強し、慎重に出品することが重要です。安易な出品は避けるようにしましょう。
簡単に現金化できるのは買取です。
買取と一口にいっても、リフォーム業者と買取業者、買取業者の中でも、ダイヤモンド専門の部署や知識を持っている業者か否かにより、受け取る金額(査定額)に雲泥の差が生じることもあります。
特にダイヤモンドの買取では、「米国宝石学会/GIA」の宝石学の資格「GG」や、「英国宝石学協会/Gem-A」の資格「FGA」等を持った査定スタッフが在籍している業者かどうかが重要になります。
ダイヤモンドの品質を判断できない業者は大まかな査定しかできないため、ランクを落とした評価になりがちだからです。
急に現金が必要になったことが理由の場合
“現金が今必要だから”と現金化してしまった場合に、後悔することの多い傾向が見られます。
その理由は“手放す原因”が、“ダイヤモンドがいらなくなった”事ではないからです。
冠婚葬祭や病気やケガなどで、急に出費が重なることもあるでしょう。借金の返済のめどが立たないということもあるかもしれません。
しかし、短期間のみで、近い将来は問題なくなると考えられる時には、本当にダイヤモンドを現金化せざるを得ないのか、よく検討してみることが大事です。
身内や知人から借りる、キャッシングをする、ローンを組む、会社から前借りする、行政に相談するなどの方法も、検討の余地として候補になるでしょう。
行き場を失った婚約指輪はどうする?
結婚の予定がなくなった等の理由で、婚約指輪をどうしたら良いか悩んでいる場合にも、いくつかの選択肢があります。
「リフォーム」する
“品物”と“思い”を区別できる場合には、リフォームすることで、新しいジュエリーとして楽しむことも可能です。あくまでもダイヤモンドとしての価値を追求するのです。
「買取」や「オークション」に出す
婚約指輪にもなりますと、買取価格にもそれなりの値が付くことが多いです。捨ててしまうには惜しいけれど、買取で入手した現金で残るものを購入したくないという場合もあると思います。そんな時には、ふだんは食べられない美味しいものを食べたり、気持ちを切り替えるための旅行費用にしたりすると良いでしょう。
捨てる
良い思い出がない等、現金化もしたくないということもあるでしょう。ダイヤモンドの価値を考えると捨てることはもったいないのですが、時には新しい未来に向かう気持ちを作るために、必要なセレモニーとなる場合もあります。
おわりに
ダイヤモンドは一度処分してしまいますと、次に同じレベルのものを入手できなくなってしまう可能性もあります。
そこで、処分を検討する前に一旦立ち止まり、今回お話ししたことを考えてみてください。後悔は先に立たずと言います。ダイヤモンドを手放すとしても、ぜひ、後悔のない方法でしていただけたら幸いです。
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