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コンクパール/Conch Pearl

コンクパール/Conch Pearl

カリブ海に生息する、大型巻貝の一種である“ピンクガイ”から、非常にまれに採取される真珠、それが「コンクパール」です。

近年養殖に成功したとの報告もありましたが、まだ流通に乗るまでには至っていないため、大変希少な真珠に位置付けられています。

濃いピンク色で、特徴的な火焔(火炎/かえん)模様の見られるものが“最上級”です。

コンクパールの名称の由来や価値、その特徴やパワーストーンとしての意味などを、詳しくご紹介します。


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コンクパール宝石の属性

名前 コンクパール/ピンクパール
英語名 Conch Pearl/Pink Pearl
和名 コンク真珠/ピンク貝真珠
赤系、ピンク、白、淡黄、オレンジ、褐色
グループ(種・変種) なし
硬さ(モース硬度) 2.5-4
光沢 ガラス光沢
化学成分 CaCO3
結晶系 有機物のため、結晶系はなし
誕生石 6月(※パール全体として)

コンクパール宝石言葉・意味

宝石言葉
純潔・健康・長寿
意味
心を清らかに保ち、健康体で長寿を全うする

コンクパール産出国・産地

  • バハマ:海全域

※生息地:バミューダ諸島からフロリダ州南部、西インド諸島、メキシコ湾、カリブ海全域

コンクパール特徴・特性

特徴・特性

カリブ海全域に生息する、大型巻貝の一種である“ピンクガイ(クイーンコンク/Queen Conch、Strombus Gigas)”は、海に隣接する周辺諸国では古くから、その身を食用として、また、貝殻はカメオの材料として利用されてきました。その際、非常にまれではありますが、真珠を発見することがあったのです。

その真珠は、主に“いちごミルク”を思わせるピンク色をしており、通常とは異なる火焔模様が見られました。地元民はこれを、珍しい真珠として珍重しました。それが「コンクパール」です。

コンクとは

コンク=巻貝のため、同じく巻貝である「ハルカゼヤシガイ(Melo melo shell)」から採取される“メロパール”や、アメリカ南東部からメキシコ北東部にかけての海域に生息する、「ダイオウイトマキボラ(Pleuroploca gigantea)」から採取される“ホースコンクパール(※1)”も、厳密に言えばコンクパールとなります。

しかし、コンクパールといえば、“ピンクガイから採取されるパール”とする見方が主流となっています。

コンクパールの単位

採取されるコンクパールの形状は、長細い楕円をしているものがほとんどです。そのことから、通常真珠は直径を表記しますが、コンクパールでは、重さである“カラット(ct)”で表すのが基本です。

コンクパールと通常のパールの違い

通常のパール(Pearl/真珠)は、炭酸カルシウム(アラゴナイト/Aragonite)と、外套膜(がいとうまく)(※2)から分泌される複合蛋白質(コンキオリン/Conchiolin)との、層状構造(そうじょうこうぞう)(※3)を成して形成されますが、コンクパールは、交差板構造(※4)にて形成されます。

そのことから、通常のパールに見られる虹色の光沢(真珠光沢)といった「オリエント効果(※5)」を見ることはできません。その代わり、炎(ほのお)のように見えることから命名された、「火焔模様(フレーム/flames)」が表れます。

コンクパールとワシントン条約

コンクパールの母貝であるピンクガイは、主に食用として利用されており、現地のみで利用されていた頃には、需要と供給のバランスが保たれていました。

しかし、アメリカや中国でも珍しい食材としての注目が集まりますと、輸出されるものも多くなり、そのバランスが崩れたのです。
そのため、絶滅のおそれや保護が必要と考えられる動植物に対して定められる「ワシントン条約」の規制対象になりました。

規制区分は、「附属書II」で、これは、“取り引きを条約で規制しないと、絶滅のおそれがあるもの”が対象となります。そのため、母貝であるピンクガイに付随するコンクパールも、同様の規制対象となりました。

現在は、商用目的の利用自体は可能ですが、輸出国政府の発行する輸出許可証が得られない場合には、その輸入が禁じられています。

コンクパールの養殖

それまで何度も挑戦され、失敗してきたコンクパールの養殖ですが、2009年11月、GIAのG&G eBrief(ジーアンドジー イブリーフ)は、養殖に成功したと発表しました。

技術開発したのは、フロリダのアトランティック大学(Florida Atlantic University)にあるハーバーブランチ海洋研究所(Harbor Branch Oceanographic Institute)のエクトル・アコスタ・サーモン博士とミーガン・デイヴィス博士です。

貝核を入れる「有核真珠」、また外套膜を入れることで真珠を形成させる「無核真珠」ともに成功させました。

しかし、現在流通しているコンクパールのほとんどは天然産であることからも、養殖が軌道に乗ることはまだ先であると考えられています。

ちなみに、天然であるか養殖であるかの鑑別は、肉眼での識別は困難ですが、軟X線(波長の長いX線)透過検査をすることで内部の核の大きさを確認することが可能です。

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コンクパール価値

価値

コンクパールは巻貝のため、長年、養殖はできないと言われてきました。天然のピンクガイからコンクパールが採取される確率は、1/1,000とも1/10,000とも言われており、丸に近い形のものが採取される確率はさらに低く、一説では1/180,000と言われています。

また、そのほとんどは0.2~0.3ctと小粒のもので、宝石として利用できるものを選別しますと、残るものはわずかです。

さらに、0.5ctを超える重さのものや、最高品質である「火焔模様が肉眼でもはっきり見える」「濃い、いちごミルクを思わせる色」が採取される確率は、極端に少なくなります。

そのことから、コンクパールは小粒のものでも高値で取り引きされており、ワシントン条約で入手が制限されている現在においては、さらに高値を更新していくことが予想される宝石です。

コンクパールの見た目と価値

コンクパールは、通常の真珠とは異なり、陶器のようなツルツルとした表面をしています。

交差板構造の真珠であることから、その特徴は火焔模様として表れます。
しかし、この模様は肉眼で判別できないものがほとんどですので、その多くは顕微鏡で判断されることとなります。そのことから、火焔模様が肉眼でも見て取れるコンクパールは希少で、取引も高額となります。

コンクパールは、「濃いいちごミルク色」や「ラズベリーレッド」と呼称される、最高級の色合い以外にも、淡いいちごミルク色、メロパールに似た淡いオレンジ~黄色のものや、ブラウン系のもの、白に近いものなども流通しています。

価値としては、色合いよりも「火焔模様」が優先される場合もあります。全体的にはっきりと見える火焔模様は大変美しく、交差板構造の真珠特有のものであることからの評価です。

そのことから、コンクパールを選ぶ基準としては、火焔模様がはっきり見える石の中から、大きさや色合い、価格との折り合いを考えてみることをお薦めします。

コンクパールのフェイク

“クイーンコンクシェル”と呼ばれる、コンクパールの母貝は、通常、カメオやビーズなどに加工されます。

このシェルの色が、コンクパールと同様の美しいピンク色であることから、ピンク色部分を上手に研磨してコンクパールのように仕立てた模造真珠が、一部で流通していることが確認されています。

母貝には、火焔模様が現れることはありませんが、コンクパールも肉眼では、火焔模様の見えないものがほとんどです。そのため、一見、見分けの付かないものもありますので、注意が必要です。

コンクパール パワーストーンとして

健康、長寿、蓄財、家庭の幸福、繁栄、幸運

コンクパールは、母なる海から産出されるものであることからか、健康や長寿、また家族を結びつけ、繁栄するためのパワーストーンとして、強力な効果があるといわれています。

また、この宝石を入手したものは、Deva(デーヴァ)と呼ばれている“幸運の精霊に守られる”という言い伝えもあるとおり、幸運が舞い込むお守りとしても効果があるとされています。

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