ダイヤの指輪をクリーニングする方法とは?|ダイヤモンドを自宅で洗浄する方法
世界で最も硬度の高い宝石として知られており、その輝きから結婚指輪や婚約指輪として人気のダイヤの指輪。常に身に着けている方も大事に宝石箱にしまっている方もいらっしゃると思います。
そんなダイヤの指輪ですが、使っているうちに汚れがついたりして輝きが弱くなってしまうこともあります。今回は自宅でできるダイヤの指輪をクリーニングする方法をご紹介します。簡単にできるものを選んでいるのでダイヤの指輪の汚れが気になる方はぜひお試しください。
ダイヤの指輪が汚れる原因
ダイヤモンドが汚れる原因は空気中の埃や水分などで汚れや着色がでることがありますが、一番の原因は油分になります。
ダイヤモンドは親油性が高く、油とくっつきやすいため、手汗や髪の油、皮脂などが付着しやすく、これがダイヤの汚れの大きな原因となっています。さらに、化粧品やハンドクリーム、日焼け止めなども油分が多く含まれており、これらが空気中の埃などを取り込み、ゴミや汚れがダイヤに付着してしまいます。油分は素手でダイヤに触れただけでもついてしまうため、普段からダイヤは汚れる可能性があります。そのため、キッチンでの料理やメイクをするときは指輪を外しておくことをオススメします。
指輪のリング部分も汚れやすい
宝石部分であるダイヤだけでなく指輪部分も素材によっては汚れや傷がつきやすかったり、変色が起きたりします。指輪の金属部分は強度を高めるために素材を織り交ぜて合金の形となっているものが多く、これらの配合によって強度も変わってきます。
プラチナ
プラチナは純度が高いほど、柔らかい性質を持っているため、傷つきやすいといわれています。しかし、強度が弱い分、変色に強いのが魅力です。熱にも酸にも非常に強いので、お風呂に入ったり石鹸を使っても変色する恐れは限りなく小さいです。運動や家事をする際は変形や傷がつきやすいことに留意して外すことをオススメします。
ゴールド
ゴールドもプラチナと同様で純度が高いほど柔らかく、変形しやすい金属になります。そのため、結婚指輪や婚約指輪でよく使われる18Kなどは金含有率が75%以上となっており、それ以外に強度を強くするための金属が使われています。ゴールドも強度は低いものの変色に強いため、使いやすい魅力があります。
ピンクゴールド
ピンクゴールドは銅を配合させており、ゴールドよりも強度があるため、変形しにくいメリットがあります。しかし、逆に変色には弱く、温泉などに入ることで色が褪せてしまうことがあります。
ダイヤの指輪をクリーニングする方法
ここからはダイヤの指輪の汚れが気になった方のために自宅でできるクリーニング方法をご紹介していきます。
まずは柔らかい布で拭く
ダイヤの汚れが気になってきた方はまずは眼鏡拭きや柔らかい布を使って優しく拭いてあげる習慣をつけましょう。これだけでもダイヤ本来の輝きをもたらせてくれます。
洗剤を使ってクリーニングする
柔らかい布などを使ってもとれない汚れには、ダイヤモンドの性質の強さを利用して、中性洗剤を使ってクリーニングしていきます。
洗剤や歯ブラシなどを使うので、指輪に水や熱に弱い金属が使われていないかよくチェックしましょう。
クリーニングには以下を利用していきます。
- 食器洗い用の中性洗剤
- 歯ブラシ(やわらかめ)
- キッチンペーパー
- ザルと容器
ここで注意なのは歯ブラシの毛先が硬いものはNGということです。上記でも述べた通り、ダイヤの宝石部分は問題なくても、金属部分を傷つける可能性があります。かならず毛先の柔らかい歯ブラシを使いましょう。また、歯磨き粉の研磨剤も影響がある可能性があるので、できるだけ新品を使うことをオススメします。
- 洗剤をぬるま湯に入れて溶かし、そこに指輪をつけます。汚れが多い場合は5分ほどつけるといいでしょう。
- 歯ブラシで優しく外側・裏側と磨いていきます
- ぬるま湯で洗剤をすすぎます
- キッチンペーパーで水分をとります
洗剤と歯ブラシだけで目に見えて、ダイヤの輝きが変わると思います。とくに普段から指輪をつけっぱなしの方などは数カ月に一回でもクリーニングをしてあげるとよいでしょう。
自宅でのクリーニングでも汚れがとれない場合は、購入店のアフターサポートなどを利用して専門の業者に素直に頼むのが一番です。
まとめ:使わないダイヤの指輪は買取へ
今回はダイヤの指輪のクリーニング方法についてご紹介していきました。ダイヤは油脂と親和性が高いため汚れがつきやすい宝石になります。せっかくのダイヤモンドですから自宅でできるクリーニング方法で輝きを取り戻してあげましょう。
使用しないダイヤの指輪などは買取に出すのも手です。「なんぼや」ではダイヤの指輪の高価買取を実施中です。出張買取などのほかにLINEを使った査定も行っているのでぜひお気軽にご活用くださいませ。