ブシュロンキャトルは後悔する?|ダサい?剥げるのは本当?
ヴァンクリーフ&アーペル/ショーメ/モーブッサン/メレリオ・ディ・メレーの並んでパリ5大ジュエラーの1つとして数えられるブシュロン。今回はブシュロンの中で最も代表的なコレクションとして有名なキャトルコレクションについてご紹介していきます。ブシュロンの高価買取は「なんぼや」
ブシュロンとは?
160年以上続く老舗ジュエリーブランドとして世界中で人気があるブシュロン。グランサンクとして知られるパリのヴァンドーム広場に5つのブランドの中で最も早くに出店したのもブシュロンになります。
ブシュロンの創業者、フレデリック・ブシュロンは1858年にパリのパレ・ロワイヤルにブランドを出店します。1867年にパリ万国博覧会で金賞を受賞したブシュロンは1893年にパリのヴァンドーム広場に店舗を移転し、それまでの主流だった重厚感あるジュエリーから織物のような柔らかさを持った独創的なデザインのジュエリーを展開し、世界的に人気を得ます。
ブシュロンの代表作「キャトル」
2004年に登場して以来、ブシュロンの代表的なコレクションとなっているのがキャトルコレクションです。
「キャトル」はフランス語で「4」を意味し、その名の通り、4つの素材とカラーを組み合わせたデザインは他のブランドにはない独自性を持っています。ヴァンドーム広場の石畳からインスピレーションを受けてデザインされており、「グログラン」「ダイヤモンド」「クル・ド・パリ」「ゴドロン」の4つの層から成り立っています。
「グログラン」はオートクチュールの世界を表した平織りが特徴のリボンのようなデザインでゴールドカラーになっています。「ダイヤモンド」はラウンドカットダイヤモンド33石がセッティングされており、「クル・ド・パリ」はパリの石畳をモチーフにした板チョコのようなデザインをしています。そして最下層はアール・デコ様式のブシュロンの定番デザインの「ゴドロン」で構成されています。
ブシュロンキャトルは後悔する?
一部のネットやSNSで「ブシュロンキャトルは後悔する」「ブシュロンキャトルはダサい」という意見があります。
「ダサい」という意見に関しては普通の結婚指輪より目立つデザインと、ドラマなどにも取り上げられ人気のコレクションであるがゆえに他の人と被りやすいというのが大きな理由になってくるでしょう。こればかりは個人の感覚によるものですので、イメージで判断せずに実際に自分の目でキャトルコレクションを見に行くのが良いと思います。
では、「後悔する」という意見についてはどのような理由から後悔するのでしょうか?
リングが太いので普段使いしにくい
最も有名なキャトルリングは4連のものですが、通常の指輪よりも太いデザインになっており、家事がしにくかったり、着け心地がしっくりこないという人もいらっしゃるようです。
そういう方は2連・3連などのデザインもあるので実際に比較して試着してみるとよいでしょう。
サイズ直しができない
キャトルは基本的にサイズ直しができません。特徴的で繊細なデザインのため、継ぎ足しなどができないためです。
結婚指輪は長く利用するものですから当然、指のサイズが合わなくなることもあるので、リサイズができずに後悔する人もいるようです。
そのため、キャトルを選ぶ際は1サイズ上を選んでみるのをオススメします。
PVD加工が剝げる
キャトルは通常の指輪に比べると厚みがあり、角や面が多く、ぶつけるなどして傷つけてしまうことがあります。また、キャトルの表面にはセラミックスの薄膜であるPVD加工が処理されています。この加工は傷への耐久性が通常のメッキ加工よりも高いといわれていますが、毎日装着するなど使用頻度が高ければ、2〜3年ほどの耐久性だといわれています。PVD加工はもともと指輪の傷つきを防ぐものなので、心配な方はPVD加工が剝げたら修理を検討してみるとよいでしょう。
ブシュロンキャトルを後悔しないために
キャトルコレクションは実際に通常のリングとは異なり、デザインの独創性があり、見た目もブランドの判断がつきやすいコレクションになっています。また、サイズ直しができない点やリングデザインによっては個人差はあるものの普段使いしにくい点もあります。
購入してから後悔しないためにも実際に店舗に行って自分の目で確かめ、試着をすることが肝要になります。また、その際に2連・3連などのデザインと比較してみることも大事です。
キャトルコレクションは独創性があるため、非常に人気があるシリーズです。中古市場でも需要が高いため、不要になってしまった場合は買取に出すのもオススメです。
「なんぼや」ではキャトルコレクションの高価買取を実施しています。無料で査定を行っておりますので、まずは一度お気軽にお立ち寄りくださいませ。