4℃値上げの背景|ハイブランドが次々値上げしている理由は?
2020年以降、世界中の高級ジュエリーブランドの定価の値上げが立て続けに行われています。
国産のジュエリーブランドである4℃も同じく値上げが年に複数回行われています。
今回は4℃の値上げの背景とその理由について考えていきたいと思います。
4℃の値上げについて
2021年ごろからコロナ禍や戦争などの世界情勢の影響で、食料品や日用品のみならず、ルイ・ヴィトンやエルメスなどのハイブランドや宝飾品業界でも値上げが相次いでいます。
4℃を展開するヨンドシーホールディングスも例外ではなく、2023年9月19日(火)より一部の商品の販売価格を変更すると発表しています。
4℃は2022年6月に指輪などの価格を平均3.5%値上げ、2023年5月に指輪やネックレスなど約340品の販売価格を約6%引き上げたばかりの相次ぐ値上げに、結婚指輪を買うなら早い方が良いとの声がネットやSNSでもあがっています。
姉妹ブランドの「Canal 4℃」も2022年6月13日よりブライダル系のアイテムの値上げを行っており、「EAU DOUCE4℃」も2023年9月19日に値上げを発表しています。
4℃値上げの背景
相次ぐ4℃の商品値上げですが、これは冒頭にも話している通り、4℃だけではなく、世界中のジュエリーブランドが年に複数回の価格改定を行っています。
世界的人気のハイブランド「ルイ・ヴィトン」は2023年9月19日に今年で4回目にもなる値上げを発表しており、世界中のあらゆる有名ブランドが度重なる値上げを行っていることがわかります。
では、4℃の値上げの理由はどこにあるのでしょうか。
原材料の高騰
値上げの一番の理由が『原材料の高騰』です。
4℃の公式サイトのお知らせにも
日頃より4℃をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
素材価格の高騰に伴い、4℃では2023年9月19日(火)より一部の商品の販売価格を変更いたします。
何卒、ご了承いただきますようお願い申し上げます
公式サイトページより引用
と、素材価格の高騰を理由に挙げています。
実際に2020年以降、金やプラチナ、ダイヤモンドなどの値段が高騰しています。
田中貴金属工業が公表している金の年次価格推移によれば、金1グラム当たりの平均価格は19年に約4900円だったものが、21年は約6400円。22年3月には7000円台に突入し、22年4月12日時点では8691円にまで上がっています。
22年で一気に素材価格が高騰したのにはコロナだけでなく、ウクライナ情勢による影響が大きいと言われています。ロシアはダイヤモンド産出量の世界第1位になっており、ウクライナ情勢による供給不足が深刻になっています。
社会情勢の影響
2020年からのコロナの影響で外出する頻度が減り、ジュエリーの店舗を訪れる人が減少し売上不振となった経緯もあります。
また、コロナ禍で結婚式が延期になったことで結婚指輪などブライダルジュエリーの売上も低下しました。
逆に自粛による反動でハイブランドの買い物需要は増加し、海外のラグジュアリーブランドの売り上げは上がりましたが、4℃のような国産の中価格帯ブランドには一番の打撃になっています。
2023年にはコロナ禍も明け、店舗へと訪れる人が増加していますが、世界情勢の影響で今後も値上げを行う可能性は大いにあります。
4℃の値上げは高価買取のチャンス!
相次ぐジュエリー業界の値上げは2023年下半期も続くとみられています。
そのため、4℃のジュエリーを検討してらっしゃる方は値上げ前に購入をしてしまうことをオススメします。特に数十万円以上する高級ジュエリーは値上げ率による価格幅が大きいので注意が必要です。
使わない不要の4℃のジュエリーを所有してらっしゃる方は、今は高価買取のチャンスになります。
世界的な値上げにより、現在は多くの人が、新品に手が出せなくなり、中古需要が増えています。
中古相場が上がると買取相場も上がるので、4℃のジュエリーも人気アイテムなどは通常よりも高価で買取を行ってくれます。
特にダイヤモンドやパールなどの宝石を使ったジュエリーは高値で取引されているので、使用していない4℃ジュエリーをお持ちの方は買取を利用されてみてはいかがでしょうか。
「なんぼや」はジュエリー買取金額2年連続日本一の買取専門店です。
店舗での査定から出張買取から宅配買取、またLINEでの査定も行っていますので、ぜひ一度、お気軽に査定をお試しくださいませ。