2026年 8月
金相場の過去推移

2026年 8月 金相場の価格推移グラフ

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2026年 8月 金相場の価格推移

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2026年 8月 金相場の価格推移表

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2026年 8月 金相場に対する考察

2026年8月のNY金相場は4,135.2ドルでスタートし、月末の終値は4,481.5ドル(月次騰落率:+9.1%)となりました。月間では2カ月連続の上昇となり、短期移動平均線も上向きに転じています。月前半から中盤にかけては、米雇用や物価指標の弱さを受けて金融引き締めへの警戒が和らぎ、金相場は上昇基調を強めました。月後半には米財務省による国債買い戻し拡大やテクニカル面からの買いも加わり、一時は3カ月超ぶりの高値圏まで上昇。ただ、月末には米金融政策を巡る見方が一変し、それまでの上昇分を大きく失う場面もみられました。8月3日〜7日週は、米国とイランの緊張緩和期待による原油安に加え、米雇用関連指標の弱さが買い材料となり、週間で7%を超える大幅高となりました。週末の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想を下回り、前月分も大幅に下方修正されたことで、米労働市場の減速が鮮明となりました。8月10日〜14日週も、CPIやPPIでインフレ鈍化が確認され、さらに米小売売上高が市場予想に反して減少。景気や物価の過熱感が後退したことで金への買いが続き、週次では4週連続の上昇となりました。8月17日〜21日週は、米財務省による長期国債の買い戻し拡大を受け、米国債利回りが低下したことが相場を押し上げました。ドルの先安観も意識されるなか、週末には200日移動平均線を上抜け、テクニカル面からの追随買いも広がりました。8月24日〜28日週は、週初こそ前週の流れを引き継ぎ、3カ月超ぶりの高値圏まで買われましたが、その後は利益確定売りが優勢となりました。週末にはウォーシュFRB議長がインフレの高止まりに強い警戒感を示し、追加対応の可能性にも言及。9月の利上げ観測が急速に強まったことで米国債利回りとドルが上昇し、金相場は大幅に反落しました。国内金価格は、ドル建て金価格の上昇に加え、月後半にドル円が再び160円台を回復するなど、円安・ドル高が進んだことも下支えとなりました。7月末から8月初めにかけての円買い介入後に進んだ円高はほぼ打ち消され、為替面では再び円建て金価格を押し上げやすい環境となっています。もっとも、月末には海外金相場が急落しており、今後はジャクソンホール後に強まった米利上げ観測が定着するかに加え、米金利やドルの動きを見極めながら、上昇基調を維持できるかが焦点となります。

専門家コメント・考察コメント作成

水野崇
水野崇
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講演・講師、取材協力、テレビ出演など多方面で活躍する独立系FP。LEC専任講師(法人事業本部)。学校法人専門学校東京ビジネス・アカデミー非常勤講師。テレビ朝日『グッド!モーニング』、BSテレ東『マネーのまなび』などに出演。日本FP協会「2021年FP広報センター」スタッフ。

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