2026年 5月
金相場の過去推移

2026年 5月 金相場の価格推移グラフ

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2026年 5月 金相場の価格推移

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2026年 5月 金相場の価格推移表

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2026年 5月 金相場に対する考察

2026年5月のNY金相場は4,636.9ドルでスタートし、月末の終値は4,593.0ドル(月次騰落率:-1.0%)となりました。中東情勢の先行き不透明感から、月間では3ヶ月続けての値下がりとなり、今月も戻りの鈍い値動きが続きました。イラン戦争の長期化を背景に、原油高、ドル高、米金利上昇観測が交錯し、安全資産として金が素直に買われる地合いにはなっていません。材料が出るたびに相場の強弱が入れ替わり、方向感をつかみにくい1ヶ月となりました。もっとも、月末にかけては米国とイランの協議進展期待から原油価格とドルがやや落ち着き、金には買い戻しも入りました。5月4日〜8日週は、週後半にかけて4営業日連続で上昇し、週間では買いが優勢となりました。米イラン合意への期待やドル安、原油価格の落ち着きが支援材料となったものの、停戦交渉の先行きにはなお不透明感が残り、戻りは限定的でした。5月11日〜15日週は、週前半から中盤にかけて小幅な値動きにとどまりましたが、週末にかけて下げ幅を広げました。中東情勢を巡る不透明感が残る中、原油高やドル高、米金利上昇に加え、米CPIの上振れによるスタグフレーション懸念も意識され、金は反発力を欠く推移となっています。5月18日〜22日週は、米イラン協議の進展期待が下支えとなったものの、原油高やインフレ懸念、米金利動向がなお上値を抑え、週間では小幅に続落しました。週後半には60日間の停戦延長やホルムズ海峡再開を巡る報道も浮上し、マーケットは次の展開を見極める局面に入っています。5月25日〜29日週は、週次で3週間ぶりの上昇となりました。米国とイランの協議はなお流動的ながら、週後半には暫定合意や覚書締結への期待が広がり、原油価格の下落やドル安も支えとなって、金は持ち直しの動きを見せました。国内金価格は、ドル建て金価格が軟調に推移するなかでも、ドル円が159円台を中心とした円安・ドル高圏で推移したことが一定の下支えとなりました。ただ、4月以降は25,000〜27,000円のレンジ相場の色合いが強く、為替と国際価格のどちらに振られるかで方向感が変わりやすい状態です。今後も、米イラン協議の帰結に加え、原油価格、米金利見通し、ドル円動向をにらみながら、金相場は神経質な値動きが続きそうです。

専門家コメント・考察コメント作成

水野崇
水野崇
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講演・講師、取材協力、テレビ出演など多方面で活躍する独立系FP。LEC専任講師(法人事業本部)。学校法人専門学校東京ビジネス・アカデミー非常勤講師。テレビ朝日『グッド!モーニング』、BSテレ東『マネーのまなび』などに出演。日本FP協会「2021年FP広報センター」スタッフ。

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