プラチナを磨いて輝きを取り戻す方法とは?おすすめの道具や注意点
プラチナは、変質や変色に強いという特性があることから、結婚指輪として選ばれることの多い金属です。しかし、毎日肌身離さず着けていると、小さな傷や汚れは避けられません。輝きが落ちたりくすんできたりしたときは、プラチナを磨いて輝きを取り戻しましょう。今回は、自宅で簡単にできるプラチナのお手入れ方法や、おすすめの道具、注意点などをご紹介します。
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プラチナのアクセサリーを磨く必要性について
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プラチナは変質や変色に強いものの、純度が高ければ高いほど柔らかく傷がつきやすい金属です。着用しているうちに小さな傷や汚れがついてしまうと、光が乱反射して輝きが損なわれてしまいます。プラチナ本来の輝きを保つためには、日常的なお手入れが欠かせません。
また、プラチナジュエリーの多くは、強度を高めるためにほかの金属を割金しています。日本国内で販売されているプラチナジュエリーは、ほとんどが変色に強いパラジウムなどの金属を使用しています。しかし、銅や銀を割金として使っている場合は、化学反応により変色する可能性があるため注意が必要です。
プラチナの自宅でのお手入れ方法
プラチナジュエリーは、普段から使用後に柔らかい布などで拭くだけで、大抵の汚れは取り除くことができます。ここでは、頑固な汚れや錆などが発生してしまった場合の自宅でのお手入れ方法をご紹介します。
日常のお手入れ方法
錆びてしまったときのお手入れ方法
プラチナに銅などの錆びやすい金属が割金されている場合、酸化によって錆が発生する場合があります。錆びてしまったプラチナジュエリーは、レモン汁に10分程度浸しておくと、酸化還元反応によって錆を分解することができます。 関連記事金とプラチナは酸化しない?アクセサリーの変色の理由と対処法
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プラチナ磨きに使えるおすすめの道具
プラチナの表面に傷がついたり頑固な汚れがついたりしたときは、自宅でプラチナを磨く方法があります。ここでは、プラチナ磨きにおすすめの道具をご紹介します。
金属磨きクロス
金属磨きクロスとは、クロス自体に界面活性剤やワックス、研磨剤が含まれているものです。クロスで直接磨くだけでプラチナ磨きができるため、手軽にジュエリーのお手入れができます。
数回こするとクロスが黒く汚れてくるため、きれいな面で磨いていきましょう。全体的に磨き終わったら、表面についた研磨剤を水で洗い流し、柔らかい布で水分をしっかり拭き取って完了です。
重曹
重曹は粒子が細かいため、研磨剤の代わりとして利用できます。歯ブラシや麺棒などに重曹をつけて、傷や汚れが気になる部分を磨きましょう。全体的に磨けたら、水で洗い流して柔らかい布で水分を拭き取れば完了です。
ピカール
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ピカールは、金属磨き専用の液体研磨剤です。柔らかい布に少量とり、プラチナジュエリーの傷や汚れが気になる部分をやさしく丁寧に磨きましょう。磨き終わったら、表面に残ったピカールを乾いた布でしっかり拭き取ってください。
プラチナを磨く際の注意点について
プラチナ磨きは、プラチナの表面を削って傷を消したりツヤを出したりする方法です。傷や汚れが消えて、プラチナ本来の輝きが戻ります。しかし、研磨剤で削っているため、回数を重ねることで本体の重量が減ってしまう可能性があるため注意しましょう。
また、プラチナは本来柔らかい金属です。ジュエリーやアクセサリーに加工する際は割金をして硬度を上げていますが、純度は90~95%が主流です。力を入れすぎたり強い衝撃を与えたりすると、傷や変形につながる恐れがあります。プラチナを磨く際は、やさしく丁寧に磨くよう心がけましょう。お手入れが終わったら、ほかのジュエリーにぶつからないよう、専用の袋やジュエリーボックスで保管することをおすすめします。
まとめ
プラチナの磨き方やおすすめの道具、注意点をご紹介しました。プラチナは比較的柔らかい金属のため、使用を続けると傷がつくことがあります。日常的なお手入れをすれば、プラチナの美しい輝きをより長く楽しむことができます。ご紹介したお手入れ方法を定期的に行い、大切なプラチナの輝きを保ちましょう。
プラチナジュエリーは使い方によっては磨いてもキレイにならない場合もあるので、汚れが落ちない場合は売却して新しいジュエリーの購入金額にするのはいかがでしょう?
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