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【更新:2024年4月】プラチナ価格のこれから!暴落はある?今後の需要や動向について

【更新:2024年4月】プラチナ価格のこれから!暴落はある?今後の需要や動向について

近年、新型コロナウイルスの流行などによる影響でプラチナの価格は上下を繰り返していました。理由は経済や産業の動向などさまざま。今回の記事では、これからのプラチナの価値や、今後の需要の可能性などについて解説、予想していきます。


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プラチナが金より安い理由

プラチナが金に比べて価格が安い理由には、いくつかの要因があります。
まずは、プラチナは金と比べて需要が不安定である、という点が挙げられます。金は宝飾品や投資としてなど、多岐にわたる需要があります。それに対してプラチナは、自動車産業や医療器具産業など、工業用が主な需要であり、約6割を占めます。産業の動向次第で価格が低下するという点は、大きな違いと言えるでしょう。
なお、もともとプラチナは金と比べて産出量が少ないことから、価値の高い金属としても取り扱われていました。一時は、金よりも高く取引されていた時期もあります。その希少性から、供給不足に陥ることも少なくありませんでした。
しかし、2008年のリーマンショック以降、プラチナの需要は減少。近年、金の投資需要が大きくなったこともあり、価値に差が付いてしまったと考えられています。

プラチナ価格の現状と近年の相場について

相場のグラフ
2023年3月22日時点でのプラチナの価格は、1グラムあたり約4,500円前後です。近年の価格推移は以下のとおりです。

最高 最低 平均
2022 4,774 3,621 4,132
2021 4,481 3,344 3,927
2020 3,684 2,321 3,114
2019 3,438 2,870 3,120
2018 3,678 2,815 3,215
2017 3,816 3,287 3,523
2016 3,890 3,207 3,535
2015 4,928 3,367 4,205
2014 4,977 4,298 4,759
2013 5,305 4,217 4,740

相場は上下を繰り返していましたが、2020年以降は全体として回復傾向を見せています。相場の変動がしやすいですが、価格の上下が大きい故に投機心から一部の投資家に短期投資として人気が高まっている傾向が見られます。

プラチナ価格に影響を与える要因とは?

プラチナの価格に影響を与える要因はさまざまですが、大きくは需要と供給のバランスです。主立った要素についてまとめます。

需要の減少・拡大

例えば、自動車産業はプラチナの需要に直接つながります。ディーゼル車の排ガス触媒として使用されているため、脱ディーゼル車の気運が高まった際は価格が下落しました。
一方で、ガソリン車の浄化触媒を置き換える動きや、水素生成装置の普及はプラチナ需要を増加させます。このように、自動車産業の動向や燃料電池車の普及が、価格の変動に影響をあたえるのです。

産出国での経済動向

過去には、主な生産地である南アフリカの通貨のランド安により、対ドルレートが急落し、プラチナの価格下落につながりました。一方、電力不足によってプラチナが生産停止に陥った際には、価格急騰が起こりました。このように、プラチナ産出国の経済動向は、プラチナの価格に大きな影響を与えます。

主な消費国の景気

日本や欧州、中国などの消費国の景気によっても価格が影響します。たとえば、金融緩和による経済活動の活発化は、価格上昇の要因になります。反対に、新型コロナウイルスの感染拡大による景気悪化は、プラチナの価格下落という結果を招きました。

プラチナ相場が上がる可能性は?

前項を踏まえて、2023年以降でプラチナ相場が上がる可能性について、過去の事例から考えていきましょう。

2000年代のプラチナ先物価格の上昇

2000年代初頭のプラチナの先物価格は、1トロイオンスあたり約500ドルでした。しかし、その8年後には2,000ドル近くにまで上昇。実に4倍近くプラチナの価格が上がった形です。理由のひとつは欧州におけるディーゼル車のブームです。とくに、技術革新によってディーゼル車がクリーンエネルギーで走る車として認知が進んだことが理由として挙げられます。

さらに、当時の欧州では厳密な排ガス規制が行われていました。その影響で、排ガス浄化装置向けのプラチナ消費とプラチナの全体的な消費が増加します。結果として、プラチナの急騰が起こりました。

2020年末からの要因

2020年末~2021年前半にもプラチナの価格が高騰しています。この理由には、主に3つの要因が考えられます。
ひとつは金融緩和と経済回復です。新型コロナウイルス感染拡大でプラチナの価格は大きく低迷しました。しかしその後、経済の立て直しを狙った金融緩和政策などが各国で実施されます。結果、プラチナを排気ガス浄化触媒に利用した自動車の生産台数も徐々に回復。結果、一度落ち込んだプラチナの価格も回復しました。

次に、パラジウム価格高騰です。これまでガソリン車の排気ガス浄化触媒にはパラジウムが多く使われてきました。理由は、パラジウムがプラチナよりも安価だったからです。しかし、近年になりパラジウムの価格が上がります。すると、プラチナを使ったほうがコストカットに有効という逆転現象が起こりました。結果としてプラチナの需要が増加したため、プラチナの価格上昇につながったとされています。その他、前述にもあった世界的な脱炭素推進も関係しています。当時は、中国の表明やアメリカのパリ協定復帰など、投資家も注目する事象が発生しました。これにより、プラチナ需要への期待が高まり、価格高騰を後押ししました。

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今後のプラチナ価格動向は?

悩む女性
最後に、今後プラチナの価格がどのような動向を見せるかについての予測についてもご紹介します。短期的と長期的の2つに分けて見ていきましょう。

短期的にはプラチナ価格は上がる可能性あり

まずは短期的なプラチナ価格の動向から考えていきます。ポイントとなるのは、新型コロナウイルス感染拡大です。2023年になり、日本でもコロナ禍が予測の範疇ではあるものの収束に向かいつつあると考えられています。これは世界的にも同様であり、経済も回復傾向です。このまま自動車の生産台数が増加に転じれば、プラチナの需要を押し上げる可能性も考えられます。

また、水素社会実現に向けた世界的な脱炭素化の状況においては、プラチナの需要は高まると考えられます。また、燃料電池車の普及が広まれば、新たな需要の拡大も望めるでしょう。加えて、高騰を背景としたインフレと、ロシア、ウクライナ情勢の悪化、超過需要による供給不足になる可能性を含め、今後もプラチナ価格は上昇するとの見解も多いです。長期的な価値は上昇と下落、それぞれの要因あり次に、長期的な動向も見ていきましょう。こちらは、上昇と下落、それぞれの可能性を秘めています。

まずは燃料電池自動車の普及が進むかどうかが、現在ではまだ未確定であることです。前項のとおり、全世界的な普及につながればプラチナの価格も上がるでしょう。逆に、普及が進む見込みがない場合は、プラチナの価格を大きく落とすリスクがあります。さらに、燃料電池自動車にプラチナが使われなくなる可能性も考えなくてはなりません。そもそも、プラチナは希少性の高い貴金属です。そのため、技術革新によって代替物質が生まれれば、効果なプラチナを使う必要がなくなります。結果、価格下降が予想されます。

ただし、脱酸素社会は世界的なトレンドでもあり、代替物質もまだ発見されていないこともあるため、このままでいけばプラチナ需要が高くなり、価格が上がる可能性も十分にありえます。

まとめ

現状の、価格回復傾向から読むに、急激な価格の高騰が起きなければ、暴落の可能性はないと言えます。需要が高まっていく可能性も感じられます。そのため、投資価値で言えば、金よりもプラチナのほうが価格変動も大きく、タイミングによっては大きな利益を望めると言えます。価格に影響する動向をチェックしながら、相場を常に意識して値動きに注意しましょう。

価格急落に不安がある方は、最低価格を設定して達したタイミングで売却してしまうのもひとつの手です。当店では、貴金属の高価買取を実施しています。取り扱い経験や幅広い知識を持つ専門店にお任せください。お客様にご満足いただける査定額を提示いたします。お気軽にご来店ください。
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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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