金は磁石にくっつかなければ本物?金製アクセサリーの真贋判定方法

金は磁石にくっつかなければ本物?金製アクセサリーの真贋判定方法

純金製や合金製と信じて購入した金のアクセサリーが、実は金メッキだったというケースは珍しくありません。
真贋(しんがん)を判定するにはどうすれば良いのでしょうか。
まずは刻印を確認したり磁石を使ったりして、お手持ちの金製アクセサリーの真贋を調べてみましょう。

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金メッキや金張りの製品は金製品とはみなされない!

金色に輝くアクセサリーには、純金製や合金製のほかに、ニッケルや真鍮(しんちゅう)などに金をコーティングしたものがあります。
コーティングが施されたアクセサリーの見た目は金製のものとそっくりですが、金製品としての価値はほとんどありません。

ゴールドプレート(金メッキ)

通常、金メッキといえばゴールドプレートのことを指します
金の膜が薄く、衝撃や摩擦ではげてしまいやすいことが特徴です。安価で作れるため金メッキ製品は数多く出回っています。

ゴールドフィールド(金張り)

金以外の金属に金をコーティングしているのは同じですが、製造方法の違いから「金メッキ」ではなく「金張り」と呼ばれます。
金の膜がゴールドプレートよりも厚く、傷に強く丈夫です。金メッキ製品よりは高価で、見た目も純金に近くなっています。

金アクセサリーの表面を見て真贋を判断するには

査定する人
アクセサリーが金製品かどうかは、見ただけでも判断できることがあります。

刻印を確認する

金製品には金の純度を表す刻印が施されています。カラットを表す「K」と数字で金の純度が表示されており、K24が純金で、数字が小さくなるごとに純度が下がっていきます。

金メッキ製品の刻印は「GP(ゴールドプレート)」、金張り製品の刻印は「GF(ゴールドフィールド)」です。

問題は、金製品だと偽って売られている金メッキや金張りのアクセサリーです。
この場合は刻印がなかったり、うその表示が刻印されていたりします。そのため、購入時の判断が困難です。

数字の後ろにKがある「あとK」の刻印は国外製の商品に多く、表記より実際の純度が低い可能性があります。慣れない方には商品の価値を見分けるのは非常に難しいです。

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アクセサリーの変色を見る

金メッキの製品を使い込んでいますと、摩擦が多い場所のメッキがはげて内側の金属が露出してきます
アクセサリーをよく見て、一部だけ変色している場所がないか探してみましょう。ただ、金製のアクセサリーでも汚れでくすんだり変色したりすることもあるため、変色だけで断定はできません。

金は磁石がくっつかなければ本物?

磁石と金はくっつかない性質を利用して、金製品かどうかを判断できることもあります。

磁石を利用した真贋判定

市場には、基礎になる台金にニッケルを使った金メッキ製品が多く流通しています。
ニッケルは磁石に吸着するため、アクセサリーと磁石がくっつけば金メッキ製品である可能性があります。

この方法が通用しない場合もある!

もちろん、台金に磁石では反応しない金属が使われていることもあります。
例えば、銀や錫(すず)は磁石にくっつきません。金に混ぜられている金属が磁石にくっつかないものの場合、磁石を真贋判定にはうことはできません。

また、合金製のアクセサリーの場合も、割金に使われている金属の種類次第では、磁石にくっつくことがあります。

金の重さも大事な判断基準

金の重さを量る
金は比重が大きいため、同じ形状の金メッキや金張りのアクセサリーよりも重くなる傾向があります。
そのため、アクセサリーの重さと体積を測定して金属の比重を割り出すことで、真贋が判定できる場合があります。
ただ、この方法では専門的な機械がなければ正確な比重を決めるのが難しく、目安の値を出すことしかできません。

特に以下のデザインのアクセサリーは、家庭内の設備で比重を測定するのが困難です。

  • 中が空洞になっている
  • 宝石がついている
  • ほかの貴金属が組み合わさっている

金は専門の業者に持っていく

磁石による真贋判定は家庭でできる簡単な判別方法ですが、必ずしも正確ではありません。
アクセサリーの真贋が自分で判断できない場合は、専門の業者へ頼んだ方が良いかもしれません。
ジュエリーショップや貴金属商、中古品買取店などの貴金属アクセサリーを取り扱う店であれば、真贋判定のための機器があるはずです。
比重測定器やX線検査機、試薬などを使い、精度の高い判定をしてくれるでしょう。店によっては真贋判定を行っていないこともありますので、事前に確認をしておくことをおすすめします。

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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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